食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

キシリトールチューインガム/トローチと虫歯リスクの削減 健康強調表示に関するNDAパネルの意見

Xylitol chewing gum/pastilles and reduction of the risk of tooth decay - Scientific substantiation of a health claim related to xylitol chewing gum/pastilles and reduction the risk of tooth decay pursuant to Article 14 of Regulation (EC) No 1924/2006[1] -Scientific Opinion of the Panel on Dietetic Products, Nutrition and Allergies
14 November 2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902179398.htm
甘味料としてキシリトールを100%使用したチューインガム、及び最低56%のキシリトールを使用したトローチの、虫歯リスク削減表示について。
100%キシリトールのガムについては因果関係が認められるが最低56%のキシリトールを使用したトローチについては根拠は不十分である。
キシリトールチューインガムは子どもの虫歯リスクを削減する」と表示できる。
これは100%キシリトールのガムを2-3g、少なくとも1日3回食後に噛むことにより、これはバランスの取れた食生活の一環として簡単に達成できる。キシリトールの過剰摂取は浸透圧性下痢を誘発する。3才未満の子どもはチューインガムによる窒息リスクが高いため避けるべきである。