- 2型糖尿病予想のための通常のリスク因子に加えた遺伝子型診断
NEJM Number 21 Volume 359:2208-2219
Genotype Score in Addition to Common Risk Factors for Prediction of Type 2 Diabetes James B. Meigs et al.
http://content.nejm.org/cgi/content/short/359/21/2208
Framingham Offspring Studyの参加者2377人に対して、糖尿病と関連する18の単一ヌクレオチド多型SNPsの遺伝子型スコアによる糖尿病リスク予測を通常の臨床リスク要因に加えて使用した。28年のフォローアップで255例の新たな糖尿病患者が出た。結論としては遺伝子型による予想は通常の臨床要因による予想をわずかしか改善しなかった。
- 臨床リスク因子、DNA変異体、そして2型糖尿病発症
2220-2232
Clinical Risk Factors, DNA Variants, and the Development of Type 2 Diabetes Valeriya Lyssenko et al.
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/359/21/2220
スウェーデン人16061人とフィンランド人2770人の16のSNPsをタイピングした。
23.5年のフォローアップ期間で2201人が糖尿病になった。糖尿病の予想因子としては、家族歴、BMIの増加、肝酵素の上昇、喫煙状態、インスリン分泌と作用の測定値低下であり、遺伝子型の予想能力は小さかった。
