Pamela C. Ronald and Raoul W. Adamchak
Oxford University Press, New York, 2008. 226 pp. $29.95, £17.99.
ISBN 9780195301755
GM技術によって有機農法が改良できると主張する本。
著者のPamela C. Ronaldはカリフォルニア大学の植物遺伝学者でRaoul Adamchakは同じ大学で教えている有機農法の農家である。例えば洪水に強いGM稲を植えて洪水に曝せば農薬を使わずに除草できるし、Btトウモロコシは有機農法で使っているBtスプレーと成分は同じで有機農法の主張者がけなすのは筋が通らない。GM技術は農薬の使用を減らせるし農家にとってはお金の節約にもなる。
Science 21 November 2008 Vol. 322. no. 5905, pp. 1190 1191にMark Testerによる書評が載っている
その中でMark Testerは、有機農業の提唱者は、特にチャールズ皇太子のようなやかましい人は、全てこの本を読むべきだと言っている。
