食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

FDA、EPA 及び USDAは遺伝子組換え綿の事故による放出はヒトや動物に安全上のリスクはないと結論した

FDA, EPA and USDA Conclude That Accidental Release of Genetically Engineered Cotton Poses No Safety Risk to Humans or Animals
December 3, 2008
http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2008/12/ge_cotton.shtml
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01920.html
モンサント社から市販の綿54エーカーに混じって1エーカー未満の未承認GE綿が収穫されたとの通知を受け取ってFDAEPAとUSDAのAPHISが対応していた。この未承認GE綿はPIPを産生する昆虫耐性綿で、EPAFDAはこの事件に関して食品や飼料の安全性への影響はないと結論した。動物がもしこの未承認GE綿を食べたとしても肉やミルクに残留はない。またUSDAはこのGE綿による植物への悪影響はないと結論した。
モンサントによれば推定60トンの綿実のうち0.5%以下が未承認GE綿である。政府の未承認物質の低レベル混入(LLP)への方針がこの事故には適用できる。