食品安全情報blog過去記事

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ACSウィークリー 2008年12月10日号

EurekAlert!(http://www.eurekalert.org/)より
ACS PressPac -- Dec. 10, 2008
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-12/acs-ap-121108.php
・フルーツ飲料の農薬
15ヶ国の100検体以上のフルーツベースのソフトドリンクの多数の農薬を検査したところ、ジュースの農薬レベルは英国とスペイン産が高く米国産が比較的に少なかった
http://pubs.acs.org/stoken/presspac/presspac/full/10.1021/ac8012708
・天然色素
C&EN
Coloring Food, Naturally
合成色素を排除し天然色素にしようとする動きが化学者を憂鬱にさせる
黄色やオレンジはアナトーのような天然由来の色素があるが、安定で美味しそうに見える緑色や青は難しい。米国ではクロロフィルは食用色素として認められていないがヨーロッパでは使える。食品は液体だったり固体だったりするし水溶性が必要だったり脂溶性が必要だったりする。さらに食品のpHの違いはアントシアニンのような天然色素の色を変える。