食品安全情報blog過去記事

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消費者は強い臭いのあるプラスチックのClogs(クロッグス)を避けるべきである

16.12.2008
http://www.bfr.bund.de/cm/216/verbraucher_sollten_plastik_clogs_mit_starkem_geruch_meiden.pdf
近年多くのメーカーがプラスチック製のClogsを販売しているが、明確な品質の差があり、一部の製品は不快な臭いする。この臭いの原因は製造時に生じる副産物のアセトフェノンが主体で、こうした臭いがあるということは品質の低さの指標になる。こうした物質の中には皮膚と接触した場合に湿疹やアレルギー反応を誘発するものがある。臭いのするプラスチックClogsの詳細分析データは限られるが、アセトフェノン、フェニル-2-プロパノール、オクタコサンが検出されている。データが少ないのでリスク評価はできないが消費者には不快な臭いのあるプラスチックのClogsを避けることを薦める。