食品安全情報blog過去記事

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食品や食品容器へのナノテクノロジー使用の評価のためのデータは現状ではまだ不十分

http://www.bfr.bund.de/cm/216/die_datenlage_zur_bewertung_der_anwendung_der_nanotechnologie_in_lebensmitteln.pdf
ナノ物質は既に日常生活に用いられる多くの製品に使用されている。ナノ物質に特有のリスクがあるかどうかが関心を集めている。あたナノ物質の健康影響についてはナノ物質を使った製品からナノ物質が遊離するかどうかを知ることも大切である。表示義務がないため消費者にとっては、現時点ではナノ物質を含むかどうかを知ることはできない。
消費者のナノテクノロジーへの見解は比較的ポジティブであるが、食品や食品容器については批判的見解が増える。BfRはナノ物質の評価のための毒性データや暴露推定のためのデータはまだ不足していると考えている。