食品安全情報blog過去記事

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牛乳から作ったフレッシュチーズと骨の健康 NDAパネルによる健康強調表示の評価

Dairy fresh cheese and bone growth - Scientific substantiation of a health claim related to dairy fresh cheese and bone growth pursuant to Article 14 of Regulation (EC) No 1924/2006[1] - Scientific Opinion of the Panel on Dietetic Products, Nutrition and Allergies
15 January 2009
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902254523.htm
1日量100gあたり少なくとも120 mgのカルシウム、120 mgのリン酸及び0.75microgのビタミンDとエネルギーにして20%以上の蛋白質を含む牛乳から作ったフレッシュチーズベースの製品と子どもの発育に関する健康強調表示について。
申請者による介入試験は行われていないが、骨の発育や成長に蛋白質とリンが重要であることには合意があり、子どもや青少年の骨の正常な発育にはカルシウム、ビタミンD、リン、蛋白質の摂取が重要であることについては個別に因果関係が確立されている。推奨摂取量も設定されており、EUにおいてはカルシウムやビタミンDの摂取量不足がある亜集団もある。蛋白質とリンについてはEU域内で不足している子どもたちがいるというデータは提出されていない。科学的根拠を反映する表現としては以下のようなものになる。
「カルシウムは子どもの骨の正常な発育に必要です。」「ビタミンDは子どもの骨の正常な発育に必要です。」