食品安全情報blog過去記事

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メスと一緒に暮らすとオスマウスの生殖機能が長持ちする

Living with females extends the reproductive life of the male mouse, says Penn veterinary researcher
22-Jan-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-01/uop-lwf012209.php
Biology of Reproductionにペンシルベニア大学獣医学部のRalph Brinsterらの研究チームが発表した論文によれば、雌マウスと一緒にすると雄マウスの生殖寿命が20%も長くなる。
Brinsterらは雄のマウスをメスマウスと一緒に16-32ヶ月飼育し、2ヶ月おきに新しいメスと一緒にしたときの受精能を調べた。その結果メスと一緒に飼っていたオスは32ヶ月でも生殖能はあり、オスだけで飼っていた場合より6ヶ月長かった。また生殖能が低下し始めた場合にはその低下速度に差はなかった。生殖能の低下は一部は精子形成能力の低下による。
(何が「正常」なんだか)