食品安全情報blog過去記事

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消費者向け情報

食物アレルギー:リスクを下げる
Food Allergies: Reducing the Risks
January 23, 2009
http://www.fda.gov/consumer/updates/foodallergies012209.html
食物アレルギーは少し痒いだけの症状から命に関わることまである。重症の食物アレルギーにより救急処置室に行く米国人は毎年約3万人である。米国では食物アレルギーにより毎年150-200人が死亡していると推定されている。
食物アレルギーがあるのは米国では成人の約2%、子どもの4-8%で、食物アレルギーがある若い人は増加している。食物アレルギーのある子どもは喘息や湿疹など他のタイプのアレルギーを持っていることが多い。食物アレルギーの重症度は個人の生涯の間に変わることがある。食物アレルギーの治療法は無く、消費者は反応を起こす食品を避けることが最良の方法となる。アレルギー反応のリスクを下げるためにFDAは2004年の食物アレルギー表示消費者保護法(FALCPA)により食品中の主要アレルゲンが正確に表示されるようにしている。さらに製造工程で交差汚染の可能性があるアレルゲンについては広く助言表示が行われている。FALCPAでは交差汚染によるアレルギー成分の表示は要求していないため、FDAは消費者に適切な情報を与え誤解を招かないような任意のアレルギー助言表示について長期的戦略を開発中である。
食物アレルギーとは何か?
徴候や症状
主要食物アレルゲン
表示に関するFDA公聴会
消費者向け助言

アレルギーがある場合には
・ 重症反応が起こるアレルギーを持っている場合にはそれを宣言したネックレスやブレスレットなどを着用する
・ 反応が起こった場合に自己注射できるエピネフリン(アドレナリン)を持ち歩く
・ 反応が起こった場合には例えエピネフリンを注射済みでも病院に行く