- 競争開始:ステビア配合
Institute of Food Technologists
The race is on: Formulating with stevia
http://members.ift.org/IFT/Pubs/FoodTechnology/OnlineExclusive/stevia.htm
2008年12月17日にFDAがステビア由来rebaudioside Aを甘味料として95%以上の純度のものをGRAS認定してから食品や飲料企業が製品開発合戦を行っている。
この甘味料は温度と酸に強いが特有の苦みがあり、苦みを消すための配合剤が必要になる。さらに甘味の立ち上がりが遅くあとを引く。しかし消費者には「ナチュラル」な選択肢として受け入れられる可能性がある。
関連商品やFDA文書へのリンクあり
(ナチュラルでも美味しくないから日本ではあまり広がっていないわけで・・)
- フリーレンジ(放し飼い)チキンの真実
オーストラリアの商品検査CHICEから
Report uncovers reality of 'free-range' chicken
26/02/09
http://www.choice.com.au/viewArticle.aspx?id=106735&catId=100570&tid=100008&p=1&title=Report+uncovers+reality+of+'free-range'+chicken
高価なオーガニックフリーレンジチキンと普通のチキンのローストチキンをブラインドで味覚検査したところ、差はなかった。
30年の畜産による改良を経て、全ての食用チキンはいまやほとんど同じ遺伝的ストックに由来する。放し飼いであろうと孵化後55日で屠殺されているため、 成熟に時間がかかる伝統的品種のフレーバーは出ない。
また動物の権利団体が鶏肉の報告書を発表し、オーストラリアには「放し飼い」の法的定義はなく、たとえ民間認証団体が認証をしていてもその鳥の飼育状況が保証されてはいない。「ホルモンフリー」や「100%ナチュラル」という表示があるチキンは工業的農場で飼育された可能性がある。
- 牛挽肉とフランクフルトの照射によるトランス脂肪酸の生成
Formation of Trans Fatty Acids in Ground Beef and Frankfurters due to Irradiation Vol. 74, Nr. 2, 2009―JOURNAL OF FOOD SCIENCE
doi: 10.1111/j.1750-3841.2008.01024.x
Further reproduction without permission is prohibited http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/121589659/PDFSTART?CRETRY=1&SRETRY=0
牛挽肉に5 kGy照射でC18:1トランス脂肪が総脂肪の3.99%から4.05%に増加、フランクフルトでは1.21%から1.28%に増加。
(ほんとにごく微量)
Occurrence of 3-chloropropane-1,2-diol fatty acid esters in infant and baby foods
Journal European Food Research and Technology,
Zuzana Zelinkov et al.
2009, 228 (4): 571-578. DOI 10.1007/s00217-008-0965-0
http://www.springerlink.com/content/y1l23w34003r0082
精製植物油の加工中に生じる汚染物質
- 食品のフリーラジカルスカベンジャー活性と抗酸化活性の関係
Relationships between Free Radical Scavenging and Antioxidant Activity in Foods
Jean Alamed et al.
J. Agric. Food Chem., Article ASAP
DOI: 10.1021/jf803436c
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jf803436c
フリーラジカルスカベンジャーアッセイには食品の抗酸化活性を予測する能力は、あまりない。
(食品成分の○○にはフリーラジカルを抑制する作用があるからカラダに良いという類の話はほとんど信用できないということ)