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  • あなたにとってより良い食品を食べること、オーガニックだろうとそうでなかろうと

Eating Food That’s Better for You, Organic or Not
New York Times
Mark Bittman
March 21, 2009
http://www.nytimes.com/2009/03/22/weekinreview/22bittman.html?_r=1
連邦政府が「有機」認証を始めてから6年半、アメリカ人はその概念をかなり熱狂的に受け入れてきた。販売額は少なくとも2倍になり、小売店の3/4はなんらかのオーガニック食品を販売しており、30%のアメリカ人は少なくとも1度はオーガニック食品を購入したことがありそして多くの人がそれを安全で健康や環境により良いと考えている。
人々は「有機」ならより良いに違いないと信じている。
食品に関心の高い人たちにより良い食生活について話をするときにどんなに注意して「オーガニック」という言葉を使わないようにしても、聴衆からは「オーガニック食品を買えない時はどうすればいいのでしょうか?」という質問が出る。オーガニック食品はまるでより良い食生活や健康的な食生活、健全、倫理的という言葉と同義で魔法の全てを解決するものになっているようだ。
しかし「有機」食品を食べることははそのどれ一つとして保証しない。そして事実は、アメリカ人の食生活は良くないということである。
アメリカ人は動物由来食品を食べすぎであり、植物を多く食べることで改善できる。それがオーガニックである必要はない。USDAの定義によればオーガニックは販売促進プログラムの一つであり、食品の安全性や栄養とは関係ない。

Google needs better control of its advertisements and suggested links
BMJ 2009;338:b1083
Views & Reviews
Marco Masoni et al.
インターネットで医療情報を探すのはよくあることだ。しかしインターネットはあまり良く規制されていないため、医療コミュニティによる監視が必要である。
Googleは最もポピュラーなサーチエンジンであるが、その広告にはしばしば医学的に問題のあるものが出る。Googleには使用者に有害影響を与えないよう改良すべき点が多々ある。