食品安全情報blog過去記事

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野生のハチが効果的な受粉媒介者になれる

Wild bees can be effective pollinators
24-Mar-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-03/esoa-wbc032409.php
ここ数年養蜂家はCCDの問題に悩まされ、一部の野菜や果物やナッツの栽培業者は将来の授粉に懸念を抱いている。Annals of the Entomological Society of Americaに発表された新しい研究ではCCDに影響されていない野生のハチが代用できる可能性を示した。
ミシガン州南西部の15のブルーベリー農場で3年にわたる研究の結果を報告している。この地域の野生のハチ166種のうちブルーベリーの開花期に活動しているハチは112種で、その多くがミツバチより単位時間あたりに多くの花を訪問し一回あたりの花粉を運ぶ量も多く、ブルーベリーの授粉能力がある。
Wild Bees (Hymenoptera: Apoidea: Anthophila) of the Michigan Highbush Blueberry Agroecosystem
JULIANNA K. TUELL et al.
Ann. Entomol. Soc. Am. 102(2): 275 287 (2009)
http://docserver.ingentaconnect.com/deliver/connect/esa/00138746/v102n2/s10.pdf?expires=1237945568&id=0000&titleid=10263&checksum=44C082BAFDA86CB408357B55481141C5