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食品医薬品安全庁、子ども食品摂取量特別調査結果発表

2009-04-09
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155343511§ionId=p_sec_1&type=news&flComment=1&flReply=0
食品医薬品安全庁は去年 6月から 11月まで全国 19歳以下 3,590人の幼児・子ども・青少年を対象に実施した2日間の季節別食品摂取量調査結果を発表した。
今度の調査では30の重要食品の摂取頻度を調査し結果、子どもたちの主要食品の 1日摂取頻度は夏には平均 4.1回、秋には平均 3.1回だった。主要食品の中では飲み物やお菓子類の摂取頻度が高く、年齢の増加に伴って食品の 1日摂取頻度は増加し、最大 1日 28回まで報告された。
夏・秋の調査結果を比べると、全食品摂取量は季節差がほとんどなく 1,100g程度だった。夏は飲料及び酒類・油類及びその製品・野菜類の摂取量が多い一方、秋はじゃがいも及び澱粉類、果実類の摂取量がやや増加する傾向があった。そのうち果実類は他の年令層に比べて 7-12歳の摂取量が一番多かった。夏にはすいか・桃・トマト・まくわうりを、秋にはリンゴ・みかん・カキ・梨を主に食べていて果実類生産時期による季節差が明確だった。
一方全食品摂取量に対する動物性食品摂取割合は季節による大きな差はなかった。
年令別食品摂取量の調査結果比較では、動物性食品摂取割合は 0-6歳が他の年令層に比べてやや高く、年齢が増加するにつれて摂取割合が減少した。絶対量では7-12才が一番多かった。
年齢グループ別各食品群の 1人 1日平均摂取量で夏・秋野菜類は 13-19歳が0-6才の約 2.7倍多く取り、果実類は 13-19歳が 7-12歳より摂取量が低かった。飲み物などの摂取量は 13-19歳が 0-6歳の約 3−3.8倍で青少年層に飲み物による糖摂取過多への注意が必要である。
子供たちの多消費食品(上位 30品目)では白米・牛乳・白菜キムチが 1−3位だった。そのうち肉類は豚肉・鳥肉・牛肉の順序で、,飲み物類ではコーラが最も多く、男の子が女の子より飲み物摂取量が多かった。
その他に子供嗜好食品としては豆乳・シャーベット(氷果子類)・,アイスクリーム・,ヨーグルト・,ラーメン・オレンジジュース・果物炭酸飲飲料・サイダー・イオン飲料などが多消費食品であった。特にシャーベットは 7-12歳の夏季主要摂取食品の5位で、ビールは大学生が含まれた 13-19歳青少年の多消費食品 30位だった。
食品医薬品安全庁は 現在実施中の 2009年春の調査が終われば 4季節の調査が完了し、国家単位の幼児・子ども・青少年 6,000名以上の食品摂取量資料が確保されると発表した。今までデータが不足だった子ども階層に対する調査を遂行することで韓国の子どもたちの日常的な食生活についてのより正確で信頼性ある食品摂取量資料を確保することができ、食品及び栄養安全管理と危害性評価資料として広く活用できる。
食品医薬品安全庁では最終結果を 2010年発表する計画である。
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