食品安全情報blog過去記事

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BfRはミネラルウォーターにホルモン類似影響があるという試験の結果を評価する

16.04.2009
http://www.bfr.bund.de/cm/208/bfr_bewertet_untersuchungsergebnisse_zu_mineralwasserproben_mit_hormonaehnlicher_wirkung.pdf
フランクフルトのゲーテ大学の科学者によるプラスチックのボトル入りミネラルウォーターサンプルにホルモン様作用があるという試験結果についてのメディア報道がここ数日消費者をうろたえさせている。彼らはミネラルウォーターが入っていたプラスチックからエストロゲン様物質が溶け出していると主張している。BfRの見解ではホルモン様物質はミネラルウォーターに余検出されていない。DEHPやビスフェノールAやノニルフェノールなどにホルモン様作用があることは良く知られている。その試験結果からPETボトルからそのような物質が溶け出したと結論することはできない。
以下実験の欠陥やPETボトルの背景情報について再度説明