食品安全情報blog過去記事

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毒性のメカニズムに基づくリスク評価についてのシンポジウム:パラダイム変化の準備

SYMPOSIUM ON TOXICITY PATHWAY-BASED RISK ASSESSMENT:
Preparing for Paradigm Change
http://dels.nas.edu/best/risk_analysis/symposium.shtml
2007年にNRCは「21世紀の毒性試験:展望と戦略」と題する報告書を発表した。
その報告書では、ヒトの生物学に基づく包括的一連のin vitro試験やコンピューター生物学のような新しい方法を用いて、重要な毒性経路への生物学的に意味のあるかく乱の評価を視野に入れた新しい毒性試験のパラダイムを提案している。新しいパラダイムは、幅広い化合物や混合物、結果、ライフステージを対象にし、毒性試験に使用する動物の数や費用を減らし、環境物質の健康影響評価によりしっかりした科学的根拠を与えるために開発された。
毒性試験の革新は多くの圧力により現在進行中で、このワークショップではリスク評価の新しいアプローチが適切かどうかについての議論を促進するために行われる。

5月11日EDT 8:30-5:00のシンポジウムをライブでウェブキャストする。
http://www.nationalacademies.org/