- 毒素が化石魚の消滅を促進する
Science NOW
Toxin Is Accelerating Demise of Fossil Fish
27 May 2009
http://sciencenow.sciencemag.org/cgi/content/full/2009/527/4?etoc
長江の堆積物に蓄積したトリブチルスズがカラチョウザメ(Acipenser sinensis)の減少を加速している。北京大学のHu Jianying教授らが今週号の PNASに発表した。
(まだ使ってるのか)
- 買い物バッグの微生物学的試験
“A Microbiological Study of Plastic Reusable Bags and `First or single-use’ Plastic Bags”
http://www.cpia.ca/files/files/A_Microbiological_Study_of_Reuseable_Plastic_Grocery_Bags.pdf
再利用されるプラスチックバッグや容器が食中毒菌の格好の住み処となる可能性
カナダのトロント。
Environment and Plastic Industry Councilの出資した研究。
(エコバッグは常にきれいにしておくようにとのこと。)
- ドイツで痕跡程度のコカインが検出されレッドブルリコール
Red Bull Cola Recalled in Germany After Cocaine Traces Found
Thursday, 28 May
http://www.flex-news-food.com/pages/23894/Beverages/Germany/red-bull-cola-recalled-germany-cocaine-traces-found.html
North-Rhine Westphaliaでの検査で、1Lあたり0.4mgのコカインが検出された。
この量はヒト健康に影響はないが、食品への使用は禁止されている。
- Johnson & Johnsonに「ピュア」で「優しい」とう主張に従うよう求めよう
Campaign for Safe Cosmetics
Ask Johnson & Johnson to Live Up to Its “Pure” and “Gentle” Claims
May 28, 2009
http://org2.democracyinaction.org/o/5500/campaign.jsp?campaign_KEY=1426
1,4-ジオキサンとホルムアルデヒドを検出したという先の報告に続いて、代表的ベビーシャンプー企業に圧力をかけようという呼びかけ。協賛団体はAmerican Nurses Association,
Physicians for Social Responsibility、MomsRising、Environmental Working Group 及び Friends of the Earth。企業向け抗議文のテンプレートを用意して、署名だけで抗議ができるようにしている。いずれもいつもの団体。
痕跡程度の1,4-ジオキサンとホルムアルデヒドは健康にリスクとはならない。