2009-05-28
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155351444§ionId=p_sec_1&type=news&currPage=1&flComment=1&flReply=0
食品医薬品安全庁は 2003年から推進して来た「国家抗生物質耐性安全管理事業」の結果、代表的動物用医薬品であるテトラサイクリンの使用量が 39% 減少し、その結果大膓菌のテトラサイクリン耐性率が 4−6% 減少する成果をあげたと発表した。
食品医薬品安全庁の委託研究「家畜及び畜産物内主要抗生物質耐性実態の調査及び評価」の結果によれば、2008年動物用抗生物質総使用量は 1,211トンで2002年比 21.4% 減少、特に動物用抗生物質使用量の半分を占めたテトラサイクリン使用量は 471トンで 2002年より 39%も減少した。
食品医薬品安全庁が委託調査した消費者認識の結果によれば、抗生物質の使用に対する認知は 2004年 24.0%から 56.7%に、抗生物質耐性の認知は 28.5%から74.1%に増加したが、ウイルスが原因の風邪に対して抗生物質が効果があるという回答は 58.7%に達して持続的な教育と広報が必要なことが明らかになった。
食品医薬品安全庁は「韓国の抗生物質使用量と耐性率は外国に比べてまだ高い水準」としつつ、「抗生物質の誤用・濫用に関する教育と広報を持続的に推進する」と述べている。