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消費者が高価な健康サプリメントを見限ったためビタミン剤の販売が減少
Vitamin sales fall as consumers ditch expensive health supplements
24 Jun 2009
http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/5611597/Vitamin-sales-fall-as-consumers-ditch-expensive-health-supplements.html
市場リサーチ会社Mintelの新しい報告書によれば、サプリメントを常用している英国人は2007年以降低下し続け、2006年には43%だったのが2008年には41%になった。
ビタミン錠剤の販売額は2007年の1億2100万ポンドから2008年は1億1800万ポンドになり今後6年間で1億ポンドを割り込むだろうとMintelは予想している。
食事や栄養に関する教育が改善してサプリメントから食生活に回帰したことが根本原因にある。さらに経済危機が追い打ちをかけた。
(ビタミンサプリメントの希望を打ち砕いたATBC試験の発表が1994年だから2006年がピークというと専門智が一般智になるのに約10年かかったということか。でもまだ40%以上が常用してるとは。日本も2006年あたりがピークらしい。こっちは多分単純にアガリクス騒動のせいで教育が良くなったせいではないだろう。)