食品安全情報blog過去記事

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がん死亡率は着実に減っている

Cancer Mortality Rates Experience Steady Decline
August 13, 2009
http://www.vai.org/News/News/2009/08_13_CancerMortalityRates.aspx
Cancer Researchに発表された最近の報告によれば、過去30年間がんによる死亡は着実に減っている。特に若年層で減少が著しいが、全ての年齢層で減っている。
通常がんの死亡率は各種年齢調整されて報告されている。この率は1990年代以降やや低下している。しかしこの値は最も死亡率の高い高齢米国人の値を強調しすぎで、若い米国人での傾向が覆い隠されている。
代わりの年齢調整方法として年齢層別にがん死亡率を検討したところ1925年以降に生まれた人たちのがん死亡率は全ての年齢で減少している。最も若年層のがん死亡率減少は10年で25.9%で、最も高齢者のそれは6.8%だった。
(禁煙政策の恩恵を被っているのは若い人たち。既に長期間吸っていた高齢者にはあまり大きな効果は出ない。日本は米国との差が大きくなるのを黙って見てるだけ?)