食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 国際協力によりインターネット健康詐欺閉鎖

オーストラリア消費者競争委員会
International cooperation closes internet health cure scam
25th August 2009
http://www.accc.gov.au/content/index.phtml/itemId/889908
Leanne Rita Vassallo と Aaron David Smithの二人に対して2年以上虚偽の誤解させるような治療法宣伝を行っていた行為について停止命令を出した。彼らは世界中の6万人以上に各種病気の治療法と称するeBookを販売した。

ワシントン州との協力
Washington Attorney General claims Aussie pair became rich using sexy
stories to sell bogus cures
August 04, 2009
http://www.atg.wa.gov/pressrelease.aspx?id=23534

彼らはいろいろな病気が治ったという虚偽の体験談を宣伝する多数のウェブサイトを作っていた。その本には「魔法のミネラル溶液」のレシピや極端な食事制限やアップルビネガーと重曹の混合物などの記載がある。

  • 米国飲料協会によるAHAの添加された糖についての声明への反応

American Beverage Association Response To American Heart Association Statement On Added Sugars
August 24, 2009
http://www.ameribev.org/news--media/news-releases--statements/more/169/
ソフトドリンクやその他の砂糖で甘くした飲料は他の多くの食品同様カロリー源となりうるが、それだけが肥満やその他の健康への悪影響のリスク要因ではない。肥満はカロリーバランスの問題で、バランスの取れたライフスタイルの一部として砂糖を加えた飲料を適度に楽しむことができる。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090826#p3 の件
もともとAHAは添加された糖をゼロにしろとは言っていない。
低カロリー甘味料を使った飲料もあることだし・・

  • 一食分の大きさ:消費者の見方を理解する

Institute of Grocery Distribution’s (IGD)
Portion size: Understanding the consumer perspective
15/07/2009
http://www.igd.com/index.asp?id=1&fid=1&sid=4&tid=54&cid=1052
消費者が必要なエネルギー量をどう理解しエネルギーバランスやどれだけ食べるかについてどうやって決めているのか、一食分を決めるのに何を基準にしているのか、外食の際の一食分の量をどう考えているのかなどについての報告書。

  • 加熱は食品のアレルゲンに影響するか?

The anaphylaxis campaign
Does heating affect food allergens?
http://www.anaphylaxis.org.uk/cms/site/docs/Heating.pdf
簡潔なファクトシート
概ね食品中のアレルゲンとなる蛋白質は熱に安定で加熱しても抗原性は無くならないことが多。ピーナッツのように逆にアレルギー誘発性が強くなるものもある。