- 前立腺がん検査に関して研究者が訴えられる
Science Insiderから
Researcher Sued Over Prostate Cancer Test
September 4, 2009
http://blogs.sciencemag.org/scienceinsider/2009/09/researcher-sued.html
著名な前立腺がんの研究者が、虚偽の前立腺がん検出バイオマーカーという主張に関してバイオテック企業により訴えられた。
Pittsburgh Tribune-Reviewの記事によればピッツバーグ大学のRobert Getzenbergが、大学が特許を持つEPCA-2という前立腺がんのバイオマーカーを発見したと2001年に主張した。そこでOnconomeという会社が製品化し販売することにし、Getzenbergは同社の顧問になった。しかしOnconome社がGetzenbergを「6年間架空の科学的データを提示していた」として連邦裁判所に訴えた。現在GetzenbergはJohns Hopkins大学に在籍している。
- 米国の消費者はアクリルアミドに気づいていない
Research shows US consumers ‘unaware of acrylamide’
03-Sep-2009
http://www.foodqualitynews.com/Public-Concerns/Research-shows-US-consumers-unaware-of-acrylamide
コンサルタント会社Financial Dynamics Internationalが25才以上の1002人の米国消費者を対象に行った調査で、政府の懸念と消費者の懸念には大きな隔たりがあることがわかった。
北米政府は危機感をもってアクリルアミド対策を行っているのに消費者は実質的に全くわかっていない。
（消費者が政府の公式発表よりメディアの面白おかしい情報を喜ぶ限り溝は埋まらない）
- 異常な食指向を満たすために虐殺されるイルカがどのようにしてそれを食べる日本人を中毒にさせているか
Daily mail
How the dolphins being massacred to satisfy a food fetish are poisoning the Japanese who eat them
05th September 2009
Danny Penman
http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/article-1211311/Massacre-dolphins-How-dolphins-massacred-satisfy-food-fetish-poisoning-Japanese-eat-them.html
可愛くて罪のないイルカが毎年何千頭も日本の漁師に殺されていて、イルカの肉は水銀やカドミウムやDDTなどに汚染されているのにそれを食べている。しかも日本付近の海は工業廃水で汚れきっているのでイルカを食べることで日本人は毒に侵されている。太地町の病院に行けば水銀中毒の証拠がみられる、など。
（ものすごく悪意に満ちた記事なんだけど
コメントがまた日本人は野蛮だ、日本製品不買運動をしようというようなものがたくさん。こういう誰にも何の利益ももたらさない記事を書くのが「正義の報道」とされるのがまた嘆かわしい。 ）
