Behind the headlines
Prostate cancer cookbook
Thursday September 10 2009
http://www.nhs.uk/news/2009/09September/Pages/ProstateCancerCookbook.aspx
いくつかの新聞が前立腺がんと闘うための料理本について報道した。The Prostate Care Cookbookは6月に前立腺がん研究財団の支援で発行された。著者らはこの本を最初の「根拠に基づく料理本」と呼び、ある種の食品が多い食生 活が前立腺がんの予防と拡大防止に役立つというたくさんの根拠を引用している。
健康的な食生活を薦める本は歓迎すべきであり、食生活が前立腺がんを含む多くのがんリスクに影響するということには確実な根拠がある、しかしながら前立腺がんの真の原因は不明で現時点ではよくわかっていない。年齢や人種、家族歴などがリスクに影響する。個人が変えられることの中では、WCRFは、最良の根拠ではトマトのようなリコペンを多く含む食品を食べることはリスクを削減するかもしれないが加工肉や乳製品によるリスクの増加には限られた示唆的根拠しかないと言っている。
この本のプレスリリースで「管理された食生活は最も有効な治療法である」と言っている。この主張は注意深く取り扱う必要がある。薬物や放射線療法や外科手術など有効な前立腺がん治療法はある。著者らはこれらの有効な治療法と食生活の有効性を比較検討したわけではない。
（この本の著者は栄養学の教授らしい。かなり微妙な内容。）
