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CDCの調査の結果、アメリカの若者の5人に1人が脂質濃度が異常であることがわかった

CDC Study Finds One in Five American Youths Have Abnormal Lipid Levels
January 21, 2010
http://www.cdc.gov/media/pressrel/2010/r100121.htm
米国の12-19才の若者の20%が少なくとも1種類の異常な脂質濃度であることがわかった。脂質濃度の異常は米国成人の主要死因である心疾患のリスク要因である。
この報告はMMWRに発表されたもので、1999-2006のNHANESデータを検討したものである。LDLコレステロールHDLコレステロールおよびトリグリセリド(中性脂肪)の値を検討した。
正常体重の若者に比べて肥満または過体重の若者は1つ以上の異常値を示すことが多い。正常体重だと14%、過体重だと22%、肥満だと43%が1つ以上の異常値を示す。
男の子(24%)の方が女の子(16%)より1つ以上の異常値を示すことが多い。
12-13才で5%、14-15才で9%、18-19才で10%がHDLコレステロール値か低い。
非ヒスパニックの白人のHDLコレステロール濃度の低い率(8%)とトリグリセリドの多い率(12%)が非ヒスパニック黒人(それぞれ5と4%)より多い。
Prevalence of Abnormal Lipid Levels Among Youths --- United States, 1999—2006
January 22, 2010 / 59(02);29-33
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5902a1.htm