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乳児死亡の犠牲者はセロトニンが少ない

Natureニュース
Cot death victims make less serotonin
2 February 2010
http://www.nature.com/news/2010/100202/full/news.2010.49.html
乳幼児突然死症候群SIDS)で死亡した赤ちゃんはしばしばセロトニン濃度が異常に少ないことが発見された。JAMAの今週号の論文。
SIDSは米国では赤ちゃんの死因の3番目で概ね2000人に1人とされている。数字は世界中で大きく異なり、日本では世界で最も少ない1000人あたり0.09例、最も高いニュージーランドでは1000人あたり0.8例である。
頻度は仰向けに寝かせる、ベッドに赤ちゃんの口を塞ぐような柔らかいものを置かない、などの環境要因で削減できる。

EurekAlert
SIDS linked to low levels of serotonin
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-02/nioc-slt012910.php