食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 学校の禁止食品リストは気がふれている

News.Com.au
Schools' banned food list has gone nuts
January 31, 2010
http://www.news.com.au/entertainment/body-soul/schools-banned-food-list-has-gone-nuts/story-e6frfotr-1225825025812
学校が食物アレルギーのある生徒を守るためにランチによく使われる食品である卵やマヨネーズ、Nutella(ナッツペースト)、ピーナッツバター、キウイフルーツ、バナナを禁止している。子どもたちは食べ物を分け合うことは禁止されていて、休み時間や昼休みのあとは交差汚染防止のために手と顔を洗わなければならない。
食物アレルギーのある子どもたちが増えているとはいえ、アナフィラキシーに関する学校での公式ガイドラインでは全面禁止は薦めていない。
多くの学校では全てのナッツ製品を禁止しているが、一部の学校ではさらに卵や魚、果物やチョコレートなども禁止している。
医師や保護者や関連団体はそのような対応は不安な保護者に迎合してより効果的なリスク管理戦略があるのに間違った安心感を与えるとして禁止に反対している。

  • 2010年カナダ「塩なめ賞」はGerber Graduatesに

Canadian Stroke Network & Advanced Foods & Materials network
2010 Canadian “Salt Lick Award” goes to Gerber Graduates
News release: February 2, 2010
http://www.canadianstrokenetwork.ca/eng/news/downloads/releases/release.feb2.2010.e.pdf
幼児用食品“Chicken and Pasta Wheel Pickups”はマクドナルドのMサイズのフライドポテト2つ分の塩分に相当
1食分のナトリウム含量が550mgで、幼児の1日の適切なナトリウム摂取量1000mgの半分以上、マクドナルドのフレンチフライMサイズは270mg。
他にハインツやウォルマートブランドの幼児用フードを「高ナトリウム食品」として名指ししている。

Determining the Benefits of the New York City Trans Fat Ban (from Annals of Internal Medicine)
ACSH
February 2, 2010
By Gilbert Ross, M.D.
http://www.acsh.org/healthissues/newsID.1865/healthissue_detail.asp
Annals of Internal Medicineの2010年2月2日号
ニューヨーク市のトランス脂肪禁止の規則はよく守られているという報告があって、それに対するコメント。
規則が守られていることを成功したと言っているが、公衆衛生上の利益は何だろうか?
トランス脂肪酸の摂取量を減らすのが目的ではなく心疾患を減らすのが目的のはず。)

Cascade Policy Institute
The Nanny State Attack on BPA in Baby Bottles:
http://www.cascadepolicy.org/pdf/FullreportBPA-012710a.pdf
活動家やメディアが恐怖を煽っているが、科学的根拠はない


The American
我々のケモフォビアの難題
Our Chemophobia Conundrum
By Seymour Garte, Ph.D. 2010年02月02日 03時00分
http://www.american.com/archive/2010/february/our-chemophobia-conundrum
我々の体に「有害廃棄物が溜まっていく」という考え方は単に間違っているだけでなく逆効果である