食品安全情報blog過去記事

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「我々は食べたものからできている」か?

Are we what we eat?
Wednesday 17 February 2010
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/feb/debate
FSAは3月9日の食品への意識を探る公開討論を後援している。この会では我々が何を食べ、買い、調理しているか、そして我々の食への意識を形成するのに食品産業や政府はどのような役割を果たしているかについて検討する。
この議論は英国図書館の新しい公開討論シリーズ「神話と事実」の一環である。
FSAからはコミュニケーション部門の長であるTerrence Collisが参加する。Terrence Collisは「我々は食べたものからできている、あるいは読んだものからできている、か?我々はしばしば、やせるためにこれを食べろとかがん予防のためにこれを食べるなとかいったような食品に関する神話やインチキ話を読む。このような誤解を招く主張と、その背景にある怠惰なジャーナリズムが、不幸なことに人々の食生活を形作る。」と述べている。
このような間違った情報を伝えるニュースの量は、一般の人々の食品の安全性や健康的な食生活の背景にある科学を理解する妨げになるために憂慮すべきことである。
(「We are what we eat」という文章はそのまま読めば事実ではあるが、多くの場合「だから○○を食べよう」「食べてはいけない」といったファディズムとセットで使われるのでこういうタイトルになっていると思われる。)