食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 漢方薬による「がん」裁判で有罪を認める

BBCニュース
Guilty plea in Chinese herbal 'cancer' case
Wednesday, 17 February 2010
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/8520171.stm
漢方のプラクティショナーが腎不全やがんの原因となる禁止物質を販売していたことで有罪
48才の漢方プラクティショナーYing "Susan" Wuが裁判でアリストロキア酸を含む錠剤を販売していたことを認めた。しかし彼女に患者を傷つけようという意志はなかったと判事は認めた。
Patricia Booth 58才は5年以上錠剤を飲んでいて腎障害および腎臓がんになった。
製品は「安全でナチュラル」と宣伝されていた。
判事は伝統的漢方薬の販売には規制がないため、販売していたWuが有害性を認識していたという根拠がないと判断した。MHRAはこの製品の危険性を警告していたが、そのことを誰もが知っているべきとまでは言えない。
この事例は英国におけるハーブ医薬品の規制の必要性を浮き彫りにするものである。

Natureニュース
UCLA brings together animal-research factions
Published online 17 February 2010 | Nature | doi:10.1038/news.2010.78
http://www.nature.com/news/2010/100217/full/news.2010.78.html
過激派に対応するには対話が重要であると両サイドのパネリストが述べた
過激な動物実験反対活動家による脅威を緩和するために、米国の科学者は動物実験のメリットについて公の場で議論すべきである。
UCLAアニマルライツの活動家と科学者の対話イベントが開催された。