食品安全情報blog過去記事

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独立した委員会はアルツハイマー病の予防方法を支持する根拠は不十分であることを見いだした

NIHプレスリリース
Independent Panel Finds Insufficient Evidence to Support Preventive Measures for Alzheimer's Disease
April 28, 2010
http://www.nih.gov/news/health/apr2010/od-28.htm

NIH先端科学会議
アルツハイマー病や認知機能低下
NIH State-of-the-Science Conference
Preventing Alzheimer’s Disease and Cognitive Decline
http://consensus.nih.gov/2010/alzmedia.htm
4月26-28日に開催された専門家会議
声明
アルツハイマー病や認知機能低下に関しては変更できるリスク要因との関連は確実には結論できない。予防のための医薬品やサプリメントの使用を支持する根拠はない。
メディア報道
NIHの委員会はサプリメントやビタミンはアルツハイマーを予防しないことを見いだした
National Institutes of Health Panel Finds Supplements and Vitamins Won't Prevent Alzheimer's
April 28, 2010
http://www.webmd.com/alzheimers/news/20100428/panel-no-evidence-alzheimers-prevention
専門家は、サプリメントや薬物や、特別なダイエット方法やその他の「脳によい」とされる製品は概ねお金の無駄であると警告している。
アルツハイマー病に関しては喫煙・独身・飽和脂肪・糖尿病や高血圧などが関連があると報告されたことがあるが、質が低く発症に関連する因子はわかっていない。

坪野先生がこの件について書いていることが印象的
http://blog.livedoor.jp/ytsubono/archives/51803967.html

食事やアンチエイジング脳トレで認知機能の低下や認知症を予防できると主張する人たちに、この会議の結論に対して、証拠を示して反論してもらいたいものだ。人には希望が必要だが、その希望はしっかりした証拠に基づいたものでなければならない。いくら人の耳あたりが良くても、偽りの希望を振りまくことは、専門家としての道義にもとる行為だろう。

脳トレの川島先生は坪野先生と同じ東北大学だから
http://www.fbi.idac.tohoku.ac.jp/fbi/index.html:このサイトの「新聞報道」は圧巻というかなんというか。朝ごはんのファイルは偏差値とか勝ち組とかいろいろあきれるしかない。どうせ私は年収1000万なんていかないから負け組らしいですけど。)