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コンセプトペーパー案 農薬規制による内分泌攪乱作用のある物質の評価のための段階的方法の開発

Draft Concept Paper
Development of a Stepwise Procedure for the Assessment of Substances with Endocrine Disrupting Properties According to the Plant Protection Products Regulation (Reg. (EC) No 1107/2009)
18.05. 2010
http://www.bfr.bund.de/cm/218/development_of_a_stepwise_procedure_for_the_assessment_of_substances_with_endocrine_disrupting_properties.56746.pdf
・内分泌修飾作用はそれ自体がハザードではないが、ヒト健康に有害影響を及ぼす可能性のある毒性作用機序(MOA)のひとつである。全ての内分泌攪乱物質がヒトに対して同じようなハザードとなるわけではないので、MOAの評価とそのヒトにおける意味、懸念の高いものと少ないものを識別する要因または強さの評価が必要になる。
意志決定のための段階的アプローチの概念的枠組みとしては
I.全ての入手可能なデータを評価/適切なエンドポイント(エンドポイントに基づく)
II.動物における内分泌攪乱の解析(メカニズムに基づく)
III.ヒトへの妥当性解析(デフォルトは当てはまると推定)
IV.管理法決定のための選択肢(暴露に基づく、あるいは分類に基づく)