食品安全情報blog過去記事

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FTCは「ライスクリスピーが子どもたちの免疫力に役立つ」という宣伝を調査した結果、ケロッグにより強い命令を出す

FTC Investigation of Ad Claims that Rice Krispies Benefits Children's Immunity Leads to Stronger Order Against Kellogg
06/03/2010
http://www.ftc.gov/opa/2010/06/kellogg.shtm
大手シリアルメーカーケロッグはライスクリスピーの宣伝についてFTCと新たに宣伝を制限することで合意した。これは昨年の対応に続いて2回目で、ケロッグは根拠の疑わしい宣伝についてもっと考える必要がある。
昨年はフロストミニ小麦シリアルが「子どもたちの集中力を20%近く改善することが臨床的に示された」という宣伝が虚偽である点についてFTCと和解した。それと同時期にライスクリスピーの新しい宣伝キャンペーンを開始している。
(ケロッグはもともとがケロッグ博士の妙な健康法がベースなので厳密な科学的根拠とは相性が悪いのだろう。日本ではケロッグ製品が健康食というイメージはほとんどないと思う。)