- スコットランドの人々は「危険な生き方をしている」
Scottish people 'living dangerously'
10-Jun-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-06/bc-sp060910.php
BMC Public Healthに発表された研究で、スコットランドの成人のほぼ全員（97.5%）が喫煙者・大量飲酒者・運動不足・過体重・食生活が貧しいのどれかにあてはまり、リスク要因のうちいくつかは収入の低さと強く関連することが示された。
Scottish Health Survey 2003の6574人についてのデータを解析した。約2/3が過体重または肥満、同じくらいが運動不足、そしてほとんどの人の食生活が貧しい。
Is the Scottish population living dangerously? Prevalence of multiple risk factors: the Scottish Health Survey 2003
Richard Lawder et al.
BMC Public Health
論文はオープンアクセス
- 急性心筋梗塞の頻度とアウトカムの集団トレンド
NEJM Volume 362:2155-2165 June 10, 2010
Population Trends in the Incidence and Outcomes of Acute Myocardial Infarction
Robert W. Yeh et al.
http://content.nejm.org/cgi/content/full/362/23/2155
Kaiser Permanente Northern California のデータを用いた1999-2008年の心筋梗塞頻度の解析。2000年以降低下している。禁煙と、血圧及び血中LDL濃度の管理が功を奏したと考えられる。
- 科学の経済学：真に価値ある科学
Nature 10 June 2010 (Vol. 465)
Science economics: What science is really worth pp682 - 684
http://www.nature.com/news/2010/100609/pdf/465682a.pdf
研究者は科学にお金を出すのが雇用の創出や経済成長にとって最良の方法であると主張するがその根拠は断片的である
宣伝が誇大すぎる。
