食品安全情報blog過去記事

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E-Factor

http://www.niehs.nih.gov/news/newsletter/2010/july/science-identifying.cfm
ヒ素暴露による死亡リスクの増加が示された
Lancetに発表されたバングラデシュでの研究の紹介
・疫学により環境中の発がん物質を同定する
Paolo Boffettaによるがん疫学の講演要旨。例として3つの発がん疑い物質についての疫学研究を挙げている。水の塩素殺菌副生成物ではプールされたデータの解析から僅かな膀胱がんとの関連が検出された。農薬とがんについては当初ありそうに見えた相関が農薬暴露量の減少により時代とともに少なくなっていった。室外空気の粒子状物質については一部の研究者がリスクがあると主張しているが疫学データからはそのような結論は出せない。