GM crop produces massive gains for women’s employment in India
28th July 2010
http://www2.warwick.ac.uk/newsandevents/pressreleases/gm_crop_produces/
英国Warwick大学とドイツGoettingen大学の研究者らがNature Biotechnologyに発表した論文によれば、インドでの特定GM作物の使用はインドの地方に住む女性の雇用と収入に大きな利益をもたらした。
2002年に商用販売が始まってからBt綿の栽培面積は拡大し続け2008年には760万ヘクタールになった。通常の綿に比べてBt綿の栽培は1ヘクタールあたり40米ドルの収入増と雇用の増加をもたらし、はたく女性にとっては平均55%の収入増となっている。インドでは綿の収穫は主に女性の仕事である。さらにBt綿の使用により農薬の散布などにとられていた男性の労働力が別の家事に回せるようになり女性の労働環境も改善している。
GM crops and gender issues
Nature Biotechnology Volume:28, Pages: 404–406 doi:10.1038/nbt0510-404