食品安全情報blog過去記事

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作物をきれいに保つ

Keeping crops clean
2 November 2010
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2010/2010-11-02-fertiliser-and-irrigation-water-survey.htm
NZFSAは園芸業で水や、堆肥や下水汚泥やコンポストのような天然肥料がどのように使われているのかについて新しい研究を行っている。NZFSAの専門助言者Marion Castleは、この研究は海外の生鮮作物生産業者が直面している問題を避けて安全な野菜や果物を生産し続けるのに役に立つだろうと述べている。国際的には汚染水による灌水や洗浄、堆肥の不適切な取り扱い、動物の排便、個人の不衛生などにより食中毒アウトブレイクがおこっている。NZFSAはオーガニック及び慣行栽培で育てられた作物を調査する。生または乾燥、半乾燥で食べるものを対象にする。たいていの食中毒は高温で調理することで予防できるが全ての生鮮作物が調理してから食べられるわけではない。ニュージーランドでは生鮮作物による食中毒は希であるが海外では報告されている。同時にNZFSAは生産者のリスク管理状況についても調査する。
ニュージーランドの生産者の多くはGAPを採用していて、一部の生産業者は生鮮作物生産加工に食品安全プログラムを実施している。
(微生物だけど)