食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 米国はアルコール入りエネルギー飲料を取り締まる

US clamp-down on alcoholic energy drinks
18 November 2010
http://www.nature.com/news/2010/101118/full/news.2010.622.html
FDAがアルコールとカフェインを混合した飲料について企業に警告
その背景について解説。
大学生の使用が急増し事故や事件が増えて問題化したため。
よくあるカクテルのラムアンドコークだと1杯でアルコールは1ユニット(ワイン小グラス1杯分)、カフェインは11mgなのに対してFour Lokoは1缶でワイン一本分のアルコールと260mgのカフェインを含む。
他の国でも、アイスランドノルウェーデンマーク、トルコではエネルギードリンクのカフェイン含量を1Lあたり150 mgに規制している。スコットランドでも同様の基準を提案している。
ただ規制に成功しても個人が自分で強力なアルコールとカフェインを多く含む飲料を混ぜることは止めないだろう。35%アルコールのドイツリキュールJägermeisterとレッドブルを混ぜたJägerbombなどが若者の間で流行している。

ABCニュース
10代の死亡が再びFour Lokoの危険性をにスポットライトをあてる
Teen's Death Again Spotlights Four Loko Danger
Nov. 18, 2010
http://abcnews.go.com/US/loko-energy-drink-teens-death-spotlights-danger/story?id=12183344
自動車事故で14才の少女が死亡した件でテキサス当局がFour Lokoを販売した店員を逮捕した。車を運転していたのは14才のボーイフレンドで、ガードレールに衝突。同じ車に乗っていた16才の少年がFour Lokoを5缶購入したと捜査員に話している。

  • アフリカのハーブ治療研究所が財政難

Natureニュース
Funding woes afflict African herbal therapy institute
18 November 2010
http://www.nature.com/news/2010/101118/full/news.2010.602.html
ナイジェリアで伝統的ハーブから医薬品候補物質を開発しようとしているの国立医薬品開発研究所(NIPRD)が資金難で立ち往生している。
これまで鎌状赤血球病の治療法やマラリア結核治療用候補物質などを開発してきたが、主要資金源であった米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)からの資金が途絶え、ナイジェリア保健省が代わりの資金提供をできない。

  • 痩せる魔法の食べ物なんてない

When it comes to weight loss there’s no magic Twinkie
Nov 18, 2010
http://www.insidehalton.com/opinion/columns/article/905268--when-it-comes-to-weight-loss-there-s-no-magic-twinkie
例として何故か日本でバナナダイエットが流行して廃れたことが紹介されている。
他に馬鹿馬鹿しいダイエットの例として7日間寝続ける眠り姫ダイエットがある。

  • 女性の食事は男性の領域ではない

Women's diets not a man's domain
By Brendan Trembath
Updated Thu Nov 18, 2010
http://www.abc.net.au/news/stories/2010/11/18/3070210.htm?section=justin
女性は健康的な食生活についての助言は男性より女性から聞いた方が従いやすい
オーストラリアの研究。
(日本でもそうなのかな?ただ自分は家事は全くしなくて奥さんすら説得できない男性が、主に家事を任されている女性たちを納得させられるかというとどうなんだろうと思うことはある。もちろん話の中身が一番大事ではあるのだけれど。)