食品安全情報blog過去記事

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日光とビタミンDに関する助言

NHS
Behind the headlines
Sun and vitamin D advice given
Friday December 17 2010
http://www.nhs.uk/news/2010/12December/Pages/sunlight-exposure-and-vitamin-d-advice.aspx
いくつかの新聞が日光とビタミンDに関する新しい助言について報道した。ビタミンDはカルシウムの吸収と健康な骨を作るのに必要である。しかし日光に当たりすぎることは皮膚がんリスクを増加させる。いくつかの英国の大きな健康団体が、どのくらいの日光暴露がいいのかについて共同声明を発表した。
この声明では人々の日光暴露時間を正確には示していない。なぜならば十分なビタミンDを作るのに必要な時間は各種の環境、物理的、個人要因で異なるからである。著者は、必要な時間は「日焼けするよりは短い」と言っている。最も良い方法としては日中数分日焼け止めを使わない状態で外に出ることで、「多くの皮膚が暴露されれば日焼けする前に十分なビタミンDが作れるチャンスが大きくなる」という。重要なことはこの助言は英国でのもので、より暑い気候の地方では必ずしもあてはまらないということである。
新聞はこれは現実的には「英国の夏の太陽に、日焼け止めなしで週に数回10-15分が、皮膚がんリスクなしに適切なビタミンD濃度のバランスをとるものだろう」と報道している。