食品安全情報blog過去記事

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ハーブプラクティショナーの規制についての保健省の発表

Department of Health announcement about the regulation of herbal practitioners
16 February 2011
http://www.mhra.gov.uk/NewsCentre/CON108789
保健大臣がハーブ治療プラクティショナーの規制について発表した。2000年に補完代替医療に関する上院特別委員会報告が出されて以来、鍼やハーブ治療薬や漢方薬の法的規制についてはずっと議論されてきた。
医療専門家評議会(Health Professions Council;HPC)は無許可ハーブ治療薬を販売しているプラクティショナーの法的登録を行うよう要請された。登録後、ヨーロッパ医薬品規制の除外規定を用いて国による「認定医療専門家」として患者の特別な需要に応える無許可医薬品を販売することを認める。
公式な意見募集は2011年後半に予定されている。

  • DH

公衆保護のための医療とソーシャルワーカーにふさわしい規制
Proportionate health and social care worker regulation to protect the public
16 February 2011
http://www.dh.gov.uk/en/MediaCentre/Pressreleases/DH_124376
(日本のあはき法みたいなもの。もっとも全く無視しているなんとかマッサージの類はたくさんあるようだけれど。騙されたくなければ普通の病院へ。)

  • 英国で行われている鍼、ハーブ治療薬、漢方薬及びその他の伝統医療の法的規制についての報告書

A Report on the Statutory Regulation of acupuncture, herbal medicine, traditional Chinese medicine and other traditional medicine systems practiced in the UK
http://www.dh.gov.uk/en/Consultations/Responsestoconsultations/DH_124337
http://www.dh.gov.uk/prod_consum_dh/groups/dh_digitalassets/documents/digitalasset/dh_124338.pdf
2009年8月に保健省が発表した意見募集の結果。
鍼、ハーブ治療薬、漢方薬(AHMTCM)の無法状態が有害であ利、規制すべきという認識がある。
法律で規制すべきという意見は85%
規制に反対の15%の中には代替医療の有効性と安全性の科学的根拠を強化すべきというものも含まれる。科学的根拠無しに法律で規制すると通常医療と同様の根拠があると誤認される可能性がある。
AHMTCMに危害があることは明確であるがリスク管理方法として法による規制が最も適切かどうかについては議論がある。