- ドイツのダイオキシン汚染事故
FINAL REPORT OF A MISSION CARRIED OUT IN GERMANY FROM 26 TO 28 JANUARY 2011
http://ec.europa.eu/food/food/chemicalsafety/contaminants/final_report_fvo_mission_en.pdf
オランダのバイオディーゼル工場から出荷された製品は“調理油由来混合脂肪酸−非食用非飼料用Mixed fatty acids from cooking oils – not intended for food or feed purposes”。ドイツのSchleswig-Holsteinの脂肪加工業者はそれを“工業用混合脂肪酸Technical mixed fatty acids type 5359”と名付けていた（ここで非食用非飼料用という明示がなくなっていることが１つの問題）。この脂肪加工業者には飼料製造業としての登録がありGMP+ と QS認証があった。Schleswig-Holsteinの脂肪加工業者の下請け業者がNiedersachsen にあり、この業者には飼料用脂肪製造業の登録はなく、貯蔵と輸送のみを行うと当局は認識していた。しかし実際には飼料の加工を行っていて、Niedersachsenの脂肪加工業者で人為的ミスによる工業用と飼料用の混入があった。
脂肪酸の分析から、混入されていたのはほぼダイオキシンのみでPCBはなく、バイオディーゼル工場でダイオキシンが新たに作られたものではない。混合脂肪酸には最大145 ng/kgのダイオキシンが含まれていたが、バイオディーゼル工場には問題はない。
UA Ukraine - Control of residues and contaminants in live animals and animal products, including controls on veterinary medicinal products
http://ec.europa.eu/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=2010-8451
