食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

オーストラリア・ニュージーランド食品規制担当大臣評議会コミュニケ

Australia and New Zealand Food Regulation Ministerial Council Communiqué
6 May 2011
http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/newsroom/mediareleases/mediareleases2011/australiaandnewzeala5154.cfm
オーストラリアとニュージーランドの食品と飲料の規制を担当する大臣がキャンベラで会合し、現在問題となっているカフェイン入りエネルギードリンクについてさらなる対応を決定した。Catherine King大臣は食品へのカフェイン添加についての政策ガイドラインの包括的レビューを命令した。カフェインやその他の外来成分を含むエネルギードリンクの販売が増加しているためである。
2001年にこのタイプのエネルギードリンクが始めて生産され、2003年に基準を作った。その後さらに多くの製品が市販されるようになり、一部の製品ではカフェイン含量が増えている。保健の専門家からの懸念を受け、世界の状況を考慮しつつ政策ガイドラインを見直すことにした。レビューの後でさらなる規制対応が必要かどうか決定する。
他に今回の会合で検討されたのは、乳児用ミルクのガイドライン、パン用小麦の葉酸強化義務化、食品表示法レビューなどである