食品安全情報blog過去記事

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「バスソルト」として販売されていたドラッグを使用して救急外来 ミシガン州2010年11月13日から2011年3月31日

Emergency Department Visits After Use of a Drug Sold as "Bath Salts" --- Michigan, November 13, 2010--March 31, 2011
MMWR May 18, 2011 / 60(Early Release);1-4
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm60e0518a1.htm?s_cid=mm60e0518a1_x
2011年2月1日に、複数のニュース報道から、ミシガン州地域保健局が中毒コントロールセンターに「バスソルト」として販売されているドラッグの使用による中毒情報が寄せられているかどうか照会した。普通の化粧用入浴剤とは違って、「バスソルト」は風呂用ではなく濫用目的の薬物である。成分は3,4-methylenedioxypyrovalerone (MDPV)やメフェドロンで、心血管系や神経系の中毒症状報告が多数あった。ミシガン州で2010年11月13日から2011年3月31日の間にバスソルトを使って救急外来に来たのは35人で、症状は興奮、頻脈、幻覚など。17人は入院し1人は到着時に死亡。