- 海洋学者らが福島へ航海を始める
ScienceInsider
Marine Scientists Begin Cruise off Fukushima
2 June 2011
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2011/06/marine-scientists-begin-cruise.html?ref=hp
津波により破壊された福島第一原子力発電所が放射性同位体を放出し始めて3ヶ月経ち、各分野の科学者が6月4日から日本の東の海の放射能測定を始める。Woods Hole海洋学研究所（WHOI）のKen Buesslerが主導する7か国17人の研究者らは15日間の調査を予定している。既に大量の流出は止まり崩壊により全体の放射能は低下して海洋中では希釈されているが、発電所近くではまだ新たな流出がある。WHOIの海洋物理学者Ken Buesslerは、「我々は放射性核種がどこにどれだけ行くのかを追跡する必要がある。さらにこの調査では海に色素を流したように、日本の海流を追跡するおもしろい研究になるだろう。」という。
海洋生物学者のNicholas Fisherは、海洋生物による放射性核種の組織内取り込みを研究している。3ヶ月を経過して短寿命のI-131は相当量減り、有害影響が観察されるとは思わないが、測定は可能でありフードチェーンの中を放射性同位体がどう動くのかを研究するのに役立つだろう。
（滅多にないトレーサー実験のチャンスだから、）
- 健康食品の正しい利用法
厚生労働省のパンフレット
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/kenkou_shokuhin00.pdf
ビタミンEの摂りすぎによる脳卒中発症率の増加を太字で紹介したり、健康食品を勧めるセールスマンをいかにも詐欺師風のイラストで描いたり、基本的に薦めないという姿勢が明確。「正しい利用法」というのは一言で言えば「利用しない」。
