食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 生き残ったファストフード

Choice
Surviving fast food
7 Jun 2011
http://www.choice.com.au/reviews-and-tests/food-and-health/food-and-drink/nutrition/fast-food-survival-guide.aspx
オーストラリアの大手ファストフードチェーンのメニューを調査し、健康的な選択肢を選んだ
ハングリージャック(バーガーキング)のUltimate Double Whopper を最悪選択肢としている
5085kJ, 80.5g fat, 2386mg sodium(要するに大きい)
チェーン店毎に、お勧めと薦めないメニューを提示。
寿司バーでは醤油は使うなみそ汁は控えろとのこと。

C & EN
Bisphenol A
June 6, 2011 Volume 89, Number 23
http://pubs.acs.org/cen/coverstory/89/8923cover.html
特集
−毒性
Debating BPA’s Toxicity
消費者団体と環境団体の主張は「科学的合意が無くても有害である可能性があるなら実際に有害であるとして対策をとるのが賢明である」という予防原則の発動。業者側は予防原則の採用は実際には危険でない有用化合物の禁止につながるという問題点を指摘。科学者の役割は問題を定量化して消費者に選択させることかもしれない。
−暴露源
Exposure Routes Confound BPA Debate
レシートからの暴露の話。ゲニスタインとクメストロール。別のものに変えてもそれが安全だという根拠はなく木を見て森を見ずにならないようにと。
−代用品
BPA Is Indispensible For Making Plastics
コストとパフォーマンスでビスフェノールに代わるものはなかなかない
−年表
C&EN Articles Provide A Chronology Of The Bisphenol A Story

(予防原則を主張する人達って、何に対して発動するかが恣意的なので。全てに平等にあてはめればいいと思うよ。)