食品安全情報blog過去記事

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2010年下半期の飼料と肥料のコントロール結果発表

Feed and fertiliser product control sample results published for second half of 2010
20.06.2011
http://www.evira.fi/portal/en/animals/current_issues/?bid=2577
約6000の飼料と190の肥料の分析の結果、飼料22バッチ、肥料13バッチの使用や販売が禁止された。
禁止理由としては飼料ではサルモネラが一番多く、他に生きた害虫や野生のオート麦、エンテロバクテリアなど。遺伝子組換えによる違反は3件で、動物飼料2件とオーガニックキャットフード1件から表示限度を超えるラウンドアップレディ大豆が検出された。キャットフードはオーガニック表示だったので販売禁止とされた。いずれもEU域内で認可されているGM RR大豆である。
肥料については有害金属の規制値超過が最も多い。他に大腸菌の基準値超過、肥料規制による認証未取得などであった。
報告書本文は以下から(フィンランド語)
Rehu- ja lannoitevalvonnan analyysitulokset 2/2010
http://www.evira.fi/portal/fi/evira/julkaisut/?a=view&productId=249
(報告書の表紙がネコ)