食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース等

  • 母親の妊娠中の電磁場暴露と子どもの喘息リスクの関連

Maternal Exposure to Magnetic Fields During Pregnancy in Relation to the Risk of Asthma in Offspring
De-Kun Li et al.,
Arch Pediatr Adolesc Med. Published online August 1, 2011
http://archpedi.ama-assn.org/cgi/content/short/archpediatrics.2011.135
1996年から1998年に妊娠中だったカイザーパーマネント北カリフォルニア(KPNC)のメンバー1063人に24時間電磁波測定装置EMDEX-II(40-800Hzの電磁波を10秒ごとに測定する)をつけてもらって測定した。最終的にデータがとれたのは724人。13年のフォローアップ期間中に喘息と診断された子どもは130人。結果として母親のメジアン電磁波暴露量が1ミリガウス大きくなると15%喘息リスクが増える。

  • 信頼性が危機に瀕している

C & ENニュース
Credibility On The Line
http://pubs.acs.org/cen/government/89/8931gov1.html
EPAの化学物質ハザード評価が批判の的
IRISの評価が時代遅れであると。特に発がん物質には安全な量はないという仮定に基づく現実的ではない数値が。
(まさしくそれが今の日本を苦しめているわけだが。リスクを過剰に見積もるほど良いというわけでもないんだけど)

  • 女性が死亡しスパ協会が警告

カナダのニュース
Woman’s death prompts spa association warning
August 1, 2011
http://www.vancouversun.com/health/Woman+death+prompts+association+warning/5189697/story.html
デトックス治療」を受けていた35才の女性が死亡したため、ケベックスパ協会が警告。スパには規制が無く、誰でも出店できる。
問題の事件があったスパの経営者のDaiva Gouletは、「レイキ、エネルギーヒーリング、マッサージ、植物セラピー」などを行っていた。
金曜日に泥を塗ってプラスチックでカバーした状態の女性2人が入院。そのうち1人が死亡したとされる。もう一人の49才の女性の容態は不明。