食品安全情報blog過去記事

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Wellness Letter

September 2011
http://www.wellnessletter.com/html/wl/wlTOC.html
コレステロールについての混乱
以下は全て間違いである
コレステロール濃度が上がるのはコレステロールの多い食品を食べたから
・ある食品には「善玉」コレステロールが入っていて別の食品には「悪玉」コレステロールが入っている
・牛肉の方が鶏肉よりコレステロールが多い
・米国同様多くの国でコレステロールの一日摂取上限量が決まっている
ほとんどのアメリカ人は自分のコレステロール濃度を気にしているが必ずしもその意味をきちんと理解していない。コレステロールは細胞膜の一部を形成する必須成分であり、ほとんどは食事由来ではなく肝臓で作られている。脂肪とは別で、脂肪の多い肉にコレステロールが多いわけではない。「善玉」コレステロールを含む食品というものはなく、いわゆる「善玉」コレステロールというのは肝臓で作られるHDLコレステロールのことである。たいていの場合血中コレステロール濃度に影響するのは食品中コレステロールではなく食品中脂肪の種類と量である。
○HCGダイエットは詐欺
スプラウトのリスク
○体重コントロールの時に注意すべき二つの罠:食品を名前で判断しない、太った人からの影響を自覚する
脂肪吸引は薦めない−元に戻る
○ドラッグストアで医薬品を購入するときに同じ棚に並んでいるホメオパシーレメディに注意。それはニセ物。