ハーブサプリメントは整形外科手術患者に危険な薬物相互作用を誘発するかもしれない
Herbal supplements may cause dangerous drug interactions in orthopaedic surgery patients
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2011-10/aaoo-hsm101011.php
手術前に止めることで有害事象を避けられる
Journal of the American Academy of Orthopaedic Surgeonsに掲載されたレビュー。
今日一般的に使用されているハーブサプリメントの多くが処方薬と一緒に摂ると重大な副作用を誘発する可能性がある
・ナツシロギク、ジンジャー、クランベリー、セントジョーンズワート、ニンジンは血液凝固抑制剤やワルファリンと相互作用
・ナツシロギク、ジンジャー、イチョウはアスピリンと相互作用
・ガーリックは血液凝固抑制剤や免疫抑制剤シクロスポリンと相互作用
・バレリアンは麻酔を強くする可能性がある
・セントジョーンズワートは免疫抑制剤と相互作用して移植拒絶反応につながる
・グルコサミンとコンドロイチンとフラボコキシドは血液凝固剤に影響する
・ブラックコホシュは抗がん剤タモキシフェンと相互作用
・キャッツクローは血液凝固剤、血圧の薬、シクロスポリンと相互作用する
整形外科領域の代替医療についての情報は以下から
Understanding Complementary and Alternative Medicine
http://orthoinfo.aaos.org/topic.cfm?topic=A00283
