Pulmonary fibrosis - South Korea (04): (Seoul) RFI
2011-11-10 09
http://www.promedmail.org/direct.php?id=20111110.3331
[1] The Liberty Times Sun 6 Nov 2011より
韓国健康福祉省疾患コントロール部門は2011年11月4日に、肺疾患の集団発生の原因として加湿器に添加された殺菌剤が原因であることを確認し、そのような薬剤を加湿器に使わないよう強く薦める。
韓国では2011年4月に未知の肺疾患の集団発生が報告され、KCDCが8月に加湿器のクリーナーまたは防腐剤が関連する可能性があると報告していた。9月に齧歯類で動物実験を行い、剖検の結果ヒトにみられたのと同様の肺繊維症を確認した。
[2] Thu 1 Sep 2011 Source: Google, Agence France-Presse (AFP) report
妊婦4人の謎の死の原因として加湿器の殺菌剤が原因であろうと韓国保健当局が9月1日に言った。
KCDCは2004年以降報告されている原因不明の肺疾患28例、そのほとんどが2011年でそのうち妊婦4人が今年死亡している、を調査していた。加湿器に殺菌剤を添加したヒトは47.3倍肺傷害になりやすい。
KCDCは殺菌剤の同定を拒否した。それはシャンプーや化粧品などの日用品に広く使われているが皮膚との接触でも有害かどうかはわからない。最終結論を出すにはさらに試験が必要であるが、予防的措置として加湿器に殺菌剤を使ったり、そのような製品を販売したりしないよう警告する。
患者は加湿器の水に殺菌剤を入れて平均一ヶ月に1瓶全部を使っていた。韓国では長い寒い乾燥した冬の間加湿器を使うことが多い。妊婦は家に長くいるので加湿器由来の暴露量が多い。韓国では加湿器用殺菌剤が毎年60万本販売されている。
