食品安全情報blog過去記事

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狩猟肉のダイオキシンとPCBは健康リスクとはならない

Dioxin and PCB contents in game meat do not pose a health risk
01.12.2011
http://www.bfr.bund.de/cm/349/dioxin-and-pcb-contents-in-game-meat-do-not-pose-a-health-risk.pdf
ドイツで発表された意見の要約部分のみの英語版
狩猟肉には時に高濃度のダイオキシンやPCBが含まれる。野生のイノシシやノロジカ、ダマジカ、野ウサギの筋肉や肝臓のダイオキシンとPCBについての新しいデータをもとに、BfRは消費者の健康リスクを評価した。高頻度に食べるヒトで1年に狩猟肉を10回食べると仮定すると、リスクはない。ハンターやその家族などのような定期的に食べるヒト(週に1-2回、最大年に90回)では、高濃度のダイオキシンやPCBを含む内臓も食べる場合には健康リスクとなる可能性がある。筋肉しか食べないのであればこの集団でも健康リスクはない。
BMUは野生動物の内臓は2-3週間に1回程度に留めるように薦める。
ドイツ語版フルバージョンは以下より
http://www.bfr.bund.de/cm/343/dioxin-und-pcb-gehalte-in-wild-stellen-keine-gesundheitsgefahr-dar.pdf