食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

植物ベースの食品の薬理活性のある残留物質

Residue of pharmacologically active substances in plant-based food
08.12.2011
http://www.bfr.bund.de/cm/349/residue-of-pharmacologically-active-substances-in-plant-based-food.pdf
動物の病気予防や治療のために動物用医薬品が使われる。そのため薬物投与した動物由来食品には薬理活性のある残留物質が含まれることがある。薬物治療した動物の排泄物からも状況によっては動物用医薬品が検出される。糞尿堆肥を使うことによってこれが農地にも到達する。BfRは植物の動物用医薬品についてのデータを解析した。
薬理活性のある物質が植物に移行する可能性はある。妥当な分析方法での定量限界を超えて検出された薬物は22あった。ほとんどの場合、検出されたのは抗生物質であった。
評価された研究に置いては、典型的には最悪シナリオに基づくことに注意する必要がある。さらにこれらの研究は動物の治療と排泄から土壌と植物への以降全体を考慮してはいない。
ドイツ語版の要約のみ英語版
ドイツ語版は http://www.bfr.bund.de/cm/343/rueckstaende-pharmakologisch-wirksamer-stoffe-in-lebensmitteln-pflanzlichen-ursprungs.pdf